Hera探査機はこのあと2025年3月の火星スイングバイを経て、2026年12月にディディモスとディモルフォスの二重小惑星系に到着し、約半年間にわたって観測を行います。DART衝突後の状態を調査して軌道修正の効率を求めたり、天体衝突・破壊を繰り返す惑星形成過程の解明につながる研究を進めて行きます。
率直に「宇宙工学ってこういう研究をしているんだ!」という感想を持ちました。私はずっと理学の人間で、そもそも工学の研究がどのようなものかを知る機会があまりなかったので、とても興味深かったです。工学グループのテーマは、「宇宙飛行士が月面着陸するにあたって ...
本シンポジウムは、日本の宇宙科学分野と、国際宇宙探査の間の情報、すなわち、日本のアカデミアは、今後どのような月火星着陸探査を望み、企画しようとしているか、一方で、国際宇宙 ...
辛島先生が退官されるときがとうとう来ました。これで私が学生だった頃の駒場15号館(といって分からない人の方がもう多いのでしょうね)の教官は誰もいなくなりました。私が初めて辛島 ...
アストロメトリ(位置天文)観測とは,天球上での恒星の位置,距離(年周視差による測定),固有運動(天球上における横断速度の角速度)を測定するものだが,これに視線速度の情報を加味すれ ...
地球全体で発生する雷放電は、平均すると1秒間に40回から100回程度といわれる。このうちの多くは雲内あるいは雲間での現象であるが、雲地上間で起きるものが落雷である。非線形的な ...
赤外線望遠鏡衛星IRTSは、1995年に打ち上げられた日本で最初の赤外線観測衛星です。 その後数年にわたりIRTSチームを中心として装置の較正作業・データの解析が進められ、 様々な天文学的 ...
宇宙科学研究所の太陽X線観測衛星「ようこう」は,太陽大気(コロナ)の高エネルギー現象を観測するために,1991年8月30日,鹿児島宇宙空間観測所からM-3S-II型6号機により地球周回軌道に ...
1976年、神奈川県生まれ。 2001年、明治大学大学院理工学研究科工業化学専攻修士課程修了。同年、宇宙科学研究所技官。これまでにM-Vロケットモータの地上燃焼実験から小型液体ロケットの ...
「宇宙科学に関する室内実験シンポジウム」を下記のとおり開催致します。 多数の講演申込みをお待ちいたしております。宜しくお願いします。 趣旨 宇宙科学研究所が所有する大学共同 ...